夢枕に立った嬰児と自首
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どんな伝承か
一九八〇年十月二十七日の午後六時半ごろ、岩手県稗貫郡石鳥谷町江會第五地割に住む工員の女性が、花巻署に「殺した赤ちゃんが夢枕に現われ、眠れない」と自首してきた。調べたところ、離婚調停中の夫の花巻市松園町の家の押し入れから、ビニール袋に入れられた五人の嬰児の死体が見つかった。女性は花巻市の台温泉で旅館従業員として働いていた間に産み落とした子を殺していたといい、「最近死体が夢枕に出てうなされ、怖くなった」と語ったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂(松谷みよ子・現代民話考・昭和50年代~60年代(推定))
松谷みよ子『現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂』を小話単位で全513話収録。夢のお告げ・予知夢、火の玉、ぬけ出した魂(離魂)など、心と生死の境にまつわる現代の民話を全国から採集し収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明482話・市区町村判明386話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。
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花巻市の伝承
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