幽霊屋敷の離れで怪死した源平
どんな伝承か
深夜、千葉県館山市に住む弟から、以前取材した幽霊屋敷の管理人・源平じいさんが死んだと電話があった。まるで何かと取っ組み合いで争っているような格好で死んでいたという。著者は、その屋敷には怨霊が渦巻き、住人が次々と障りを受けて死んでいったことから、八十歳近い源平も殺られたと直感した。屋敷はかつて網元として栄えた本間家のもので、昭和の初めに娘のふでが忽然と神隠しに遭って以来、一族に不幸が続いたと伝わる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
心霊大全(中岡俊哉・2000年(平成12年))
『心霊大全――20世紀の超自然現象世界』は、中岡俊哉が二〇〇〇年(平成十二年)に著し、ミリオン出版から刊行した超常現象の総覧である。日本各地と世界各国の怪奇現象・伝説・心霊の地を県別・国別に紹介し、心霊写真・自動書記・憑依などの心霊現象、臨死体験と輪廻転生、透視・念力などの超能力、手かざしの治療を解説する。全六章から成り、巻末に著者インタビュー、著書・ビデオ作品一覧、あとがき、著者略歴を付す。