巽直道と直道会の思念治病
どんな伝承か
難病に苦しむ人に筆者が勧めるのが、別名を新精神学会という巽直道の会である。巽は早稲田の電気工学科を出て川崎航空に勤めた技師で、敗戦の惨状を見て、我を忘れて人に尽くしたいと考え、昭和二十七年ごろ薄いパンフレットを出し始めた。病院でも治らない病の多くは、負の感情を正に転じれば治ると説き、以後、祈祷や手当てを用いずにスモン病やガン、カリエスなどを短い日数で治していったという。最初の例は大阪の婦人で、黒目が勝手に動く奇病に手紙で助言を送ると、数日後に訪ねたときには両眼が治っていた。巽は仏典の真意を直観したことやアダムスキーの著作に導かれ、般若心経に想念を用いる法が説かれていると語る。
原典より
想念の転換、感情を宇宙的な方向に転換するだけで、スモン病、ガン、カリエスをはじめとするあらゆる病気を、一瞬に、そして短時日に治していったのである。—— テレパシーの四次元(山本佳人・超心理学・念写) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
テレパシーの四次元(山本佳人・超心理学・念写)
『テレパシーの四次元』は、山本佳人がテレパシーを中心に念写・透視・念力を論じ、その身につけ方を説いた本である。ライン博士のカード実験やソ連の研究、植物の電気信号、直道会の念写などの例を紹介し、著者が一九六六年から一九七一年にかけて記録した宇宙意識の体験や色彩伝達・透視の実験を日付入りで挙げる。「テレパシーと科学」「テレパシーの本質」「テレパシーと人間」などの章を立て、末尾に科学技術・精神科学との関わりを論じる項とあとがきを置く。