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沢に立つ三本の蠟燭の女

所在地岩手県上閉伊郡大槌町金澤(白見山)
年代近世〜近代
登場不明
出典怪談の世界

どんな伝承か

金沢村の年老いた狩人が白見山へ狩りに入り、山中で日が暮れた。帰ろうとして沢へさしかかると、行く手に蠟燭が三本、ほとほとと燃え立った。足を止めて見ていると、三本はしだいに寄り合って一本になり、炎がひとまわり太くなったかと思うと、その火の穂から髪を振り乱した女の顔が浮かび、薄気味悪く笑った。狩人が我に返ったのは夜半であったという。『遠野物語拾遺』一一五にみえる話である。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

怪談の世界(山田野理夫・1978年(昭和53年))

『怪談の世界』は、山田野理夫が昭和五十三年に著した怪談の研究随筆である。遠野での佐々木喜善と柳田国男の出会いから説き起こし、家・山・木・石・道・水・火に現れる妖怪、憑き物、鬼と天狗、生霊・死霊・幽霊の話を、著者の聞き書きや各地の民俗資料、古典・芝居から集め、沖縄の話で結ぶ。章立ては江馬務と柳田国男の妖怪分類を参考にしたもので、民俗学の資料と文学作品の両面から怪談をとらえようとしている。

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蠟燭女の顔沢怪火

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