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身替りに死んだと告げた祖父

所在地秋田県鹿角市十和田毛馬内
年代現代
登場滝豊蔵、同右
出典現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話

どんな伝承か

鹿角市毛馬内の話。語り手は高校生の頃、十和田南駅から大館まで汽車で通学していた。乗り遅れそうになると友人の自転車に飛び乗って飛ばし、あとで駅に取りに来いと言うのが常だった。ある日家へ帰ると、母がここに坐れと言い、今日危ないことをしたろうと言う。信号が赤なのに構わず突っ切ったことを言い当てられてどきりとした。母は、いま死んだおじいちゃんが来て、おれが身替りに死んだ、気をつけろと言っていた、と叱ったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話(松谷みよ子・民話・口承文芸・2003年(平成15年))

『現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話』は、松谷みよ子が編んだ現代の民話の聞き書き集で、二〇〇三年一月付の文庫版まえがきを持つ筑摩書房の文庫版である。一九七八年に発刊された『民話の手帖』を通じて全国から寄せられた回答を中心に、臨死体験、死の知らせ、寺へ来る死者、生まれかわりの話を収める。「あの世へ行った話」「死の話」「生まれかわり」の三章の冒頭に編者の論考を置き、細目ごとに所在地・話者・出典を添えた類話を並べる。

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