黒又山の上を過ぎた戦前の怪光
どんな伝承か
日本画家の鳥谷廬山らは、戦前、大湯のストーン・サークルの近くにある黒又山の上空を行き過ぎた怪光体を目撃し、その印象を絵に描き残しているという。もちろん当時はUFOや空飛ぶ円盤という言葉すらなかった時代である。大湯一帯ではこうした目撃が多く、ストーン・サークルの日時計の中心石柱に磁石を近づけると針が動くこと、組み石のある地面を掘ると白い粘土や黒い木炭が出てくることから、遺構が電磁波を放つ宇宙信号機ではないかとする説も唱えられていた。立石には半導体のようなものが含まれていたともいう。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
UFO遭遇事典(南山宏(編)・UFO・未確認現象)
『UFO遭遇事典』は、南山宏が編んだUFO現象の事典である。J・A・ハイネックによる目撃報告の分類と接近遭遇の三区分、南山によるUFO実在の根拠と研究史、並木伸一郎による一八八三年から一九七八年までの内外の事件史、UFOの飛行原理や考古学、地球外生物の生態を論じる章を収める。序章と五つの章を数人の筆者が分担し、事件史の各項には接近遭遇の種別を星印で示し、横尾忠則・手塚治虫・光瀬龍のコラムを挟む。