六部の宿と紅い振袖の童女
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どんな伝承か
附馬牛村の某という家では、先代に一人の六部が来て泊まり、そのまま出て行く姿を見た者がなかったという話がある。近頃になってこの家に、十になるかならぬくらいの女の児が紅い振袖を着て紅い扇子を持って現れ、踊りを踊りながら出て行って下窪という家に入ったという噂が立ち、それから両家がケエッチャ、すなわち裏と表になったといわれる。下窪の家では、近所の娘などが用があって不意に行くと、神棚の下に座敷ワラシがうずくまっていて驚いて戻ってきたという話もある。著者は、六部が立ち去った形跡がないと語られる点を殺人の告発だと読み解いている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
黄昏綺譚(高橋克彦・幽霊・怪異体験・現代)
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遠野市の伝承
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