トップ京都府の伝承京都市

彰子の御帳台で物の怪を駆り移す

所在地京都府京都市上京区(土御門邸)
年代寛弘五年(一〇〇八)九月十日
登場中宮彰子、霊媒、祈禱僧
出典日本人の霊魂観――鎮魂と禁欲の精神史
広告枠(AdSense)

どんな伝承か

彰子が白い御帳台に移され、その西側で中宮に憑いた物の怪を駆り移された霊媒の女房らが屛風で囲われ、几帳越しに担当の祈禱僧が声のかぎり誦経した。陰陽師も請ぜられた。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本人の霊魂観――鎮魂と禁欲の精神史(山折哲雄・山折哲雄・宗教学・昭和(1976))

宗教学者・山折哲雄『日本人の霊魂観―鎮魂と禁欲の精神史』(1976年)。日本人の霊魂観念を、遊離魂・天皇霊・憑霊・鎮魂という主題で歴史的・象徴論的に考察する。序章で問題と方向を示し、第一章『遊離魂と殯』では『日本霊異記』にあらわれた霊肉の課題(魂が一日に千里をゆく遊離魂と、死者を仮安置する殯)を論じる。第二章『天皇霊と呪師』では玉躰加持の象徴儀礼を、霊魂は肉体の形相(封蠟と印型)とするアリストテレス的議論を引きつつ分析する。

種別から探す

物の怪霊媒陰陽師

京都市の伝承

広告枠(AdSense)

同じ種別の伝承

同じ文献『日本人の霊魂観――鎮魂と禁欲の精神史』の伝承