古柿の木が化けたタンタンコロリン
どんな伝承か
タンタンコロリンは、仙台で、古い柿の木の化けた大入道だという。柿の実を取らずに置くとこれになったともいうから、コロリンのもとは転がって来るといっていたのであろうと柳田国男は説いている。『妖怪談義』の妖怪名彙には、備前邑久郡のテンコロコロバシ、九州のツチコロビ、越後南蒲原郡のヨコヅチヘビなど、転がって来る怪の名が各地から集められており、また肥後で椿の古木が化けるという木心坊のように、古い樹木が年を経て化けるとする例も並べられている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
妖怪談義(柳田國男選集 五巻)(柳田國男・柳田國男・妖怪学・昭和(民俗学))
柳田國男の妖怪研究を集めた『妖怪談義』(選集五巻)。