王仁三郎による大正日々新聞の買収
どんな伝承か
大正九年八月、出口王仁三郎は当時の一流紙「大正日々新聞」を買収し、社主となった。同紙は前年、朝日新聞を退社した鳥居素川編集長らが大阪の大商人に資本を出させて創刊したばかりであったが、経営難から身売りの話が出ていたところを王仁三郎が引き受けた。買収後わずか一ヶ月の準備期間で、当時の朝日・毎日新聞を上回る四十八万部を刷りはじめ、世間とマスコミ界を驚かせた。一教団による日刊新聞発行は前代未聞の出来事で、支配者層の危機感をいっそう深める結果となった。
原典より
しかも一ヵ月の準備期間をおいて四十八万部と、当時の朝日、毎日をぬく部数を刷りはじめたのだ。—— 出口王仁三郎の霊界からの警告――発禁「予言書」に示された破局と再生の大真相(武田崇元) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
出口王仁三郎の霊界からの警告――発禁「予言書」に示された破局と再生の大真相(武田崇元)
『出口王仁三郎の霊界からの警告――発禁「予言書」に示された破局と再生の大真相』は、武田崇元が著した、大本の出口王仁三郎の予言をめぐる解説書である。開祖出口ナオの神憑かりと王仁三郎の生涯をたどりつつ、日露戦争から太平洋戦争・敗戦に至る予言や、発禁とされた予言詩『瑞能神歌』、『霊界物語』の記述を取り上げる。予言と二度の大本弾圧を軸に歴史との符合を論じ、秘章で入蒙や出生をめぐる謎を扱い、巻末に年譜を付す。