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飢饉を救った国の神の使い

所在地北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉
年代伝承(口承)
登場(類話)
出典日本伝説大系 第1巻
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どんな伝承か

フンコ、フンコという折返しをともなう国の神の語りである。人間のコタンに飢饉が起こり、神も魚に飢え、人も餓死した。国の神は、口の達者な者を魚授け神と鹿授け神のもとへ使いに出そうと考えていた。まず戸口から入って来たカラスが、自分を使えばうまくやると言って上座で尻を振り頭を振ったので使いに出したが、昼三日夜三日かかっても腹が空いてふらふらするばかりだったので、羽をねじり上げて外へ投げた。次にカケスが入って来て役目を求め、六日六夜かかって天国に上り、石のような顔で怒っていた両神をなだめて役目を果たした。それから人間のコタンには鹿も魚も満ちあふれたという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説大系 第1巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))

『日本伝説大系 第1巻』所収の「文化叙事伝説」48話(北海道・青森)を収める。各話は伝承地を市町村〜字レベルまで明記し、例話・類話・文献を備える。

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アイヌ神謡飢饉鹿の神

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