熊と組み合った猟師
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どんな伝承か
上郷村の熊という男が、友人と共に雪の日に六角牛へ狩に行き、谷深く入ったところ熊の足跡を見出した。手分けしてその跡を追い、自分は峯の方を行くと、とある岩の陰から大きな熊がこちらを見た。矢頃があまりに近かったので、銃を捨てて熊に抱きつき、雪の上を転びながら谷へ下った。連れの男は救おうと思ったが力が及ばない。やがて谷川に落ち入り、人が熊の下になって水に沈んだので、その隙に連れの男が熊を打ち取った。男は水にも溺れず、爪の傷は数か所受けたが、命に障ることはなかったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第4巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第4巻』を全822話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。
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遠野市の伝承
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