六角牛の鹿笛と猿の経立
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どんな伝承か
栃内村の林崎に住む何某という男は、今は五十に近い。十年あまり前のことである。六角牛山に鹿を撃ちに行き、オキを吹いたところ、猿の経立がいて、これを真の鹿だと思ったのか、地竹を手で分けながら大きな口を開けて嶺の方から下って来た。胆が潰れて笛を吹き止めると、やがて逸れて谷の方へ走り去ったという。オキとは鹿笛のことである。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第4巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第4巻』を全822話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。
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遠野市の伝承
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