夫を探す娘が化したオット鳥
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どんな伝承か
山には様々の鳥が住むが、最も寂しい声の鳥はオット鳥である。夏の夜中に啼く。浜の大槌から駄賃附の者などが峠を越えて来ると、遥か谷底でその声を聞くという。昔、ある長者の娘があり、またある長者の男の子と親しんで山に行って遊んだが、男が見えなくなった。夕暮になり夜になるまで探し歩いたが見つけることができず、ついにこの鳥になったという。オツトーン、オツトーンというのは夫のことである。末の方がかすれて、あわれな鳴き声であるという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第4巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第4巻』を全822話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。
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遠野市の伝承
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