磐井川の姥石と対岸の爺石
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どんな伝承か
陸中でも一関に近い山ノ目村に、高名な一つの姥石がある。これも近世には磐井川の川中にあったが、その前は一時東の岸に聳え、修験者がこの岩の上に登って雨乞いの祈祷をしたこともあった。そしてこれに対立する西岸の爺石は、もとは流れの中央にあったものだという。この類の巨巌が二つまで通路の要に立てば、人が気を付け敬意を払うのは自然のことである。安芸の水内川の伯母石なども独りで川の中流に屹立し、船頭や筏師が最も用心する難所であった。水の辺にあるから姥石であり、爺石は後から出来た名ではないかと説かれる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第4巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第4巻』を全822話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。
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一関市の伝承
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