8⑬ 縄ない仕事
どんな伝承か
じゅえむは縄をなえと言いつけられても、毎日毎日藁を折って置くばかりでいた。北方の久兵衛という家のおカミさんが、じゅえむ、えらい縄がなえたろうと声をかけると、じゅえむはその場で縄をなってみせ、おカミさんが引っぱり出すと、しっかりなえましたよと答えた。では、まとめて出してくれないかと言われ、それでけっこう間に合わせてしまった。何しろ印内のじゅえむという人は曲がった人だった、そんな話も聞いたと語られる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第2集(市川民話の会・市川の伝承民話・昭和56年頃刊)
市川民話の会編『市川の伝承民話 第2集』を全200話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。