8㉑ 年期あけの涙
どんな伝承か
印内のじゅえむさんは、よほどの人でなければ使えなかった。久兵衛さんだったから使えたのだという。そのじゅえむが、いよいよ年期を終えるという時になって泣いた。どうして泣いたのかと問うと、久兵衛さんにとうとう使われてしまった、とにかく残念でたまらない、くやしいと言ったという。これでおしまいだと、じゅえむの一連の話はここで語り納められている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第2集(市川民話の会・市川の伝承民話・昭和56年頃刊)
市川民話の会編『市川の伝承民話 第2集』を全200話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。