湊の水神さま
どんな伝承か
湊では川端で皆が泳いだ。竹村家の一方が、水害に遭わないようにと氏神として神様を作って祀ったのが水神さまで、水の守り神だという。土地の人全体で敬うようになってからは、川に流された子どもも船から落ちた子どもも怪我一つせず助かるようになった。ありがたいことだとして毎年祭りを続けており、祭りの日には近辺の人がみな参り、他所へ嫁に行った人まで子どもを連れて水難に遭わないよう祈りに来る。参ると賽銭をあげて菓子を手のひら一杯にもらい、それを食べながら一年を無事に過ごせるよう祈るのだという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第6集(市川民話の会・市川の伝承民話・平成初期刊)
市川民話の会編『市川の伝承民話 第6集』を全140話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。