徴兵で入った集落初の海軍兵
どんな伝承か
話者は下貝塚の集落が始まって以来の「海軍第一号」だったという。自ら志願したのではなく徴兵によるもので、徴兵検査で甲種合格となれば断ることは許されなかったと語る。全部で七年ほど海軍に務めたと、当時を振り返って話す。志願で兵隊になるようなものかとの問いには、とんでもない、誰が好きこのんで志願するものかと、強い口調で打ち消している。
原典より
24 コウジヤさんのむろへ避難25 ハチマンマイリ(1)~(2)八幡2 八幡川・衣川・境川3 職人のニンク(人工)4 コロッケは五銭5 付け火とセンリツ強盗平田—— 市川の伝承民話 第6集(市川民話の会(調査・編集)/市川市教育委員会(発行)・市川の伝承民話・1998年(平成10年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第6集(市川民話の会(調査・編集)/市川市教育委員会(発行)・市川の伝承民話・1998年(平成10年))
『市川の伝承民話 第6集』は、市川民話の会が調査・編集し、市川市教育委員会が平成十年に発行した民話資料集である。昭和六十三年度から平成四年度にかけて市川市の下貝塚・八幡・平田・本行徳・香取などで聞き取った世間話・伝説・昔話・唄・年中行事・生活譚を、話者の語りに忠実に記録している。各話に話者と記録者を添え、新たに「現代若者の学校話」の部を設けて口裂け女や学校の七不思議などの怪談も収め、話者名簿・採訪者名簿・あとがきを付ける。