国府台高校の怪談
どんな伝承か
市川で一番古い県立国府台高校は、戦前まで陸軍のあった場所で、木造校舎は兵舎だったという。弓道場のあたりには昔からの建物と井戸があり、兵舎の暮らしが苦しくて出たいと言った者が井戸に落ちて死んだという話がある。柳の木の所で首を吊った者の話や、校長室のあった所で割腹自殺があって血糊の染みがいつまでも残っていたという話もあり、兵隊にまつわる話ばかりだという。放課後、家庭科の教師が廊下へ出ると、向こうから兵隊が二列縦隊でダッダッと歩いて来た。驚いて金縛りになり、気がつくと二階の階段の上にいたはずが下にしゃがみ込んでいたと語られる。
原典より
3 台風二十四号による水害4 不幸の手紙ほか5 北小の笛と宮小のリコーダー6 イッキ飲みの唄(1)~(5)2 口裂け女3 学校の七不思議4 八柱霊園の幽霊—— 市川の伝承民話 第6集(市川民話の会・市川の伝承民話・平成初期刊) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第6集(市川民話の会・市川の伝承民話・平成初期刊)
市川民話の会編『市川の伝承民話 第6集』を全140話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。