墓地跡に建つ国府台小の七不思議
どんな伝承か
語り手の通った国府台小学校は周囲に墓が多く、墓地を取り壊した跡に建てられたので、不思議な話がたくさんあったという。七不思議と言いながら実際には二十も三十もあり、真夜中の十二時ごろ広い校庭の真ん中から手がにょきっと出る、講堂の舞台の両端に掛かった絵が夜になると変わる、ある校舎のトイレの何番目かに入ると死ぬ、などと言われた。七不思議を全部覚えた者は死ぬという話もあったが、二十も三十も知っている子がいても誰も死ななかったと語り手は笑う。
原典より
4 口裂け女5 特急坂の怪6 小塚山の怪7 銀行の窓に出るドレスの女8 霊感の強い友達唄の譜例虫送りの譜例胡録神社祭礼の説明板下貝塚の民俗地図—— 市川の伝承民話 第6集(市川民話の会(調査・編集)/市川市教育委員会(発行)・市川の伝承民話・1998年(平成10年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第6集(市川民話の会(調査・編集)/市川市教育委員会(発行)・市川の伝承民話・1998年(平成10年))
『市川の伝承民話 第6集』は、市川民話の会が調査・編集し、市川市教育委員会が平成十年に発行した民話資料集である。昭和六十三年度から平成四年度にかけて市川市の下貝塚・八幡・平田・本行徳・香取などで聞き取った世間話・伝説・昔話・唄・年中行事・生活譚を、話者の語りに忠実に記録している。各話に話者と記録者を添え、新たに「現代若者の学校話」の部を設けて口裂け女や学校の七不思議などの怪談も収め、話者名簿・採訪者名簿・あとがきを付ける。