トップ千葉県の伝承市川市

稲荷木 3 江戸川放水路と河原分・妙典分

所在地千葉県市川市稲荷木
年代大正十年代
登場當麻篤、稲荷木、石井健一、屋号「河原分」で通る家の主
出典市川の伝承民話 第7集

どんな伝承か

昔は稲荷木からまっすぐ行徳へ行く道があったが、大正十年代に江戸川放水路が掘られた。江戸川が毎年氾濫して埼玉県の栗橋あたりが洪水の被害を受けたため、東京湾へ早く流すために造ったのだという。道沿いに住んでいた人たちはお国のためだといくらももらわずに立ち退き、半分は行徳の方へ、半分は稲荷木の方へ移った。妙典の人が耕しに通った土地を妙典分、河原の人の土地を河原分と呼び、いまも屋号に残る。石井健一の家は「河原分」の屋号で通じると當麻篤が語る。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

市川の伝承民話 第7集(市川民話の会・市川の伝承民話・平成11年刊)

市川民話の会編『市川の伝承民話 第7集』を全143話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。

種別から探す

地名由来稲荷木洪水

市川市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『市川の伝承民話 第7集』の伝承