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放水路工事中に床下まで来た水

所在地千葉県市川市稲荷木
年代大正(六年頃)
登場當麻篤(稲荷木)
出典市川の伝承民話 第7集

どんな伝承か

稲荷木では洪水は全くないと當麻篤は言う。ただ、大正の何年だったか覚えていないが、江戸川放水路の改修工事で掘削していて堤防がまだ掻き上げられていなかった折に、家の床下まで水が来たことがあったと聞いているという。土地では津波と呼ばれてきたが、津波というよりも、決壊していた堤防のところへ台風の余波が重なって水が入ったものだろうと語る。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

市川の伝承民話 第7集(市川民話の会(調査・編集)/市川市教育委員会(発行)・市川の伝承民話・1999年(平成11年))

『市川の伝承民話 第7集』は、市川民話の会が調査・編集し、市川市教育委員会が平成十一年に発行した民話資料集である。平成四年度から六年度にかけて市川市の柏井・須和田・宮久保・原木・稲荷木と国分高校ほかで行った採訪の聞き書きを、話者の息継ぎや方言を残したまま収める。世間話・伝説・昔話・唄と諺・年中行事・生活譚・現代若者の学校話の七部に分け、巻末に話者紹介と会員の採訪記、あとがきを付す。

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