稲荷木 4 大正六年の津波
どんな伝承か
稲荷木では洪水は全くないと當麻篤は言う。ただ、大正の何年だったか覚えていないが、江戸川放水路の改修工事で掘削していて堤防がまだ掻き上げられていなかった折に、家の床下まで水が来たことがあったと聞いているという。土地では津波と呼ばれてきたが、津波というよりも、決壊していた堤防のところへ台風の余波が重なって水が入ったものだろうと語る。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第7集(市川民話の会・市川の伝承民話・平成11年刊)
市川民話の会編『市川の伝承民話 第7集』を全143話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。