いなごの佃煮
どんな伝承か
食べるものが自然にいっぱいあった時代のこととして、いなごの佃煮の話が語られる。朝、塩田へ行くといなごがいっぱいいた。昼間は羽が乾いて早く飛んでしまうのでつかまらないが、朝早く行くと夜露に濡れているらしく、動きが鈍い。だから朝のうちにつかまえて帰り、佃煮にして食べた。バッタは大きいがこれはいなごだと言い添え、そういう食べ方もあったと山田良治は語る。
原典より
――でも結構食べるものいっぱいあったんですねえ。—— 市川の伝承民話 第7集(市川民話の会・市川の伝承民話・平成11年刊) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第7集(市川民話の会・市川の伝承民話・平成11年刊)
市川民話の会編『市川の伝承民話 第7集』を全143話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。