蓮の実盗り
どんな伝承か
随分いたずらばかりしていたと、いま考えると思うと山田良治は振り返る。蓮の実も盗んで食べてしまったという。蓮は実を折られると、そこから水が入って腐ってしまうので、作っている人はひどく怒った。それでも蓮の実は割合うまいのだという。食糧のない頃だったから、そうして口にしたのだと語る。中国では蓮の実を一所懸命食べるという話や、蓮の実の甘納豆の話も出た。
原典より
随分いたずらばっかり、今考えるとしましたねえ。—— 市川の伝承民話 第7集(市川民話の会・市川の伝承民話・平成11年刊) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第7集(市川民話の会・市川の伝承民話・平成11年刊)
市川民話の会編『市川の伝承民話 第7集』を全143話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。