面白い魚の捕り方
どんな伝承か
欅の板や竹の笹の葉をひとまとめにし、外側だけをゆるく縛って束にする。それを海へ沈め、一晩そのまま埋めておくと、隙間から魚が中へ入り込む。束の真ん中には船の上から引き上げられるように紐を付けてある。朝になると漁師がその紐をじょじょに持ち上げるが、中の魚は気づかない。船の側まで来たところで大きな玉網を差し入れ、広げてあるものごと船の中へ引き込んで捕った。一つの物にもいろいろな捕り方があったという。
原典より
うん、そういうあの遊びもね、ありましたし。—— 市川の伝承民話 第7集(市川民話の会・市川の伝承民話・平成11年刊) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第7集(市川民話の会・市川の伝承民話・平成11年刊)
市川民話の会編『市川の伝承民話 第7集』を全143話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。