布施弁天
どんな伝承か
柏市布施にある布施弁天は東京上野・江之島とともに関東三弁天に数えられる。大同二年七月七日、この地に忽然と紅色の竜が現れ、湖上の島から夜ごと光を放ったため人々は恐れて近づかなかった。ある夜、村人の夢枕に美しい天女が現れ、但馬国から貧しいこの土地を救いに来たと告げた。村人が島を訪ねるとほら穴の中に三寸余りの弁天像があり、これを祀ったのが布施弁天の始まりで、紅の竜にちなみ山号を紅竜山と称したという。
原典より
柏市布施にあるいわゆる布施弁天は、東京上野や江之島とともに関東の三弁天と称される。—— 房総の伝説(平野馨) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
房総の伝説(平野馨)
平野馨編『房総の伝説』を全245話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。