夢に見た靖国神社の拝殿前
どんな伝承か
昭和五十一年のことである。三鷹市上連雀に住む人が、訪ねたことも見たこともない場所を、はっきりと夢に見た。そこには白いワイシャツに黒いズボンをはいた若い男が立っていた。二か月ほど経ったころ、その場所が、自分の勤め先となった靖国神社の拝殿の前だと気づいた。就職するまで、その神社には一度も足を運んだことがなかったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 1 河童・天狗・神かくし(松谷みよ子・現代民話考・1970年代)
松谷みよ子『現代民話考 1 河童・天狗・神かくし』を小話単位で全532話収録。河童・天狗・神かくしにまつわる現代の民話・怪異譚を全国から採集し、地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明530話・市区町村判明477話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。