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ハスの花のごちそうに誘う叔父の夢

所在地兵庫県姫路市
年代現代
登場玉井義明
出典現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂

どんな伝承か

昭和五十八年一月、兵庫県姫路市の家での話。ふだん東京へ行きたいなどと言わない高校二年の次女が、急にひとりで東京へ行くと言い出した。夢に叔父が出てきて、自分はもうすぐきれいなハスの花の上でごちそうを食べることになっている、おすそわけをするからおいでと言ったのだという。入院中の叔父はもう長くないのだろうと、次女は見舞いに出かけた。帰ってから三か月後、叔父は末期のガンで亡くなった。次女をかわいがっていたから挨拶に来たのか、それとも連れに来たのかと、家では悪魔払いをするかどうかで大騒ぎになったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂(松谷みよ子・現代民話考)

『現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂』は、松谷みよ子が編んだ「現代民話考」の一冊である。日本民話の会の雑誌『民話の手帖』のアンケートへの回答や聞き書き、新聞・雑誌の記事から集めた、予知夢や死の知らせの夢、死者や神仏の夢告げ、死の前後に出る火の玉、生きている人から抜け出す魂の話を各地から収める。三章それぞれの冒頭に編者の論考「考」を置き、項目ごとに代表的な語りと、県別に並べた短い報告を話者・回答者・出典を添えて載せる。

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