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夢枕に立った嬰児と自首

所在地岩手県花巻市石鳥谷町江曽第五地割
年代現代
登場—
出典現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂

どんな伝承か

一九八〇年十月二十七日の午後六時半ごろ、岩手県稗貫郡石鳥谷町江會第五地割に住む工員の女性が、花巻署に「殺した赤ちゃんが夢枕に現われ、眠れない」と自首してきた。調べたところ、離婚調停中の夫の花巻市松園町の家の押し入れから、ビニール袋に入れられた五人の嬰児の死体が見つかった。女性は花巻市の台温泉で旅館従業員として働いていた間に産み落とした子を殺していたといい、「最近死体が夢枕に出てうなされ、怖くなった」と語ったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂(松谷みよ子・現代民話考)

『現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂』は、松谷みよ子が編んだ「現代民話考」の一冊である。日本民話の会の雑誌『民話の手帖』のアンケートへの回答や聞き書き、新聞・雑誌の記事から集めた、予知夢や死の知らせの夢、死者や神仏の夢告げ、死の前後に出る火の玉、生きている人から抜け出す魂の話を各地から収める。三章それぞれの冒頭に編者の論考「考」を置き、項目ごとに代表的な語りと、県別に並べた短い報告を話者・回答者・出典を添えて載せる。

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