春日神社の木を伐ろうとして鳴る耳
どんな伝承か
曽谷の春日神社の木を木びきが切ろうとしたら、ゴーゴーッと耳で鳴って、おっかなくて木から降りられなくなったという。語り手の父も神社の木を切って、じきに病気になって死んだ。安国寺などでも、大木が嵐でやられてもなかなか切らせない。昔からやたらに切らないものである。それで松を切る時にはお酒を上げてから切る。米を上げるところもあるという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 9 (木霊・蛇)(松谷みよ子・現代民話考・昭和〜平成)