中山の泣き銀杏とワラ人形の呪い
どんな伝承か
市内にある中山法華経寺の門前、中山の「泣き銀杏」は千本銀杏ともいい、願をかけると願いがかなうといわれてきた。昭和二三年ごろ、一人の女性をめぐって二人の若者が仲違いした。片方の男がワラ人形を作って相手を呪い、病気にさせ、ついには死なせてしまったという。病んだ男の体は人形に打った釘の位置と同じところが痛み、痛みを抑えるため医者に切ってもらったが治らずに死んだ。その後、呪った男もまた病気で死んだ。人を呪わば穴二つというとおりである。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 9 (木霊・蛇)(松谷みよ子・現代民話考・昭和〜平成)