東京湾上空をレーダーが捉えた夜
どんな伝承か
アリゾナ大学のマクドナルド博士は、レーダーと肉眼で同時にとらえられた報告こそUFO実在の決定的な証拠だとして、四つの事件を挙げた。そのうちの一つが日本で起きている。一九五二年八月五日から六日にかけて、当時の羽田米空軍基地で管制塔の係員が東京湾の上空に物体を発見し、白井のレーダー基地と、追跡に向かったF94戦闘機のレーダーが、いずれもこれをとらえたという事件である。報告者が対空監視の専門家や航空関係者である点が重く見られた。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
UFO遭遇事典(南山宏(編)・UFO・未確認現象)
『UFO遭遇事典』は、南山宏が編んだUFO現象の事典である。J・A・ハイネックによる目撃報告の分類と接近遭遇の三区分、南山によるUFO実在の根拠と研究史、並木伸一郎による一八八三年から一九七八年までの内外の事件史、UFOの飛行原理や考古学、地球外生物の生態を論じる章を収める。序章と五つの章を数人の筆者が分担し、事件史の各項には接近遭遇の種別を星印で示し、横尾忠則・手塚治虫・光瀬龍のコラムを挟む。