芋をめぐる姉妹と郭公時鳥
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どんな伝承か
郭公と時鳥は昔あった姉妹だという。姉の郭公はある時芋を掘って焼き、そのまわりの堅い所を自分が食い、中の軟らかい所を妹に与えた。妹は姉の食う分の方が一層旨いに違いないと思い、庖丁で姉を殺してしまった。姉はたちまち鳥となり、ガンコ、ガンコと啼いて飛び去った。ガンコとは方言で堅い所のことである。妹は、さては良い所ばかりを自分にくれたのだったと思い、悔恨に堪えず、やがて自分も鳥になって庖丁かけたと啼いたという。遠野では時鳥のことを庖丁かけと呼び、盛岡辺では時鳥はどちゃへ飛んでたと啼くという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第4巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第4巻』を全822話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。
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遠野市の伝承
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