霊山で見つけた黄金の杓
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どんな伝承か
杓子を霊物とする思想を説くなかで、「遠野物語」には霊山に入って黄金の杓を見つけた話があると挙げられている。最初はなぜ山中で杓などを言い伝えたのかと訝るばかりであったが、似たような物語は摂津能勢の奥の酌子峠についても存していた。この峠には杓子に似た酌子岩があり、土地の口碑によれば、源頼光が大江山から黄金の杓子を分捕って来たものの、鬼の怨みがこれに憑くと知って、この地に埋め石塔を立てて去った。その後三日三夜この山で悲しい声を立てて泣く者があり、里人が来て見ると今までなかった岩があったと伝える。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第4巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第4巻』を全822話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。
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遠野市の伝承
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