子供の玩具にされたカクラサマ
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どんな伝承か
栃内村の字琴畑は深山の沢にあり、家の数は五軒ばかりで、小烏瀬川の支流の水上にあたる。琴畑の入口には塚があり、その塚の上にはおよそ人ほどの大きさの木の座像がある。以前は堂の中にあったが、今は雨ざらしである。これをカクラサマという。村の子供がこれを玩物にして引き出し、川へ投げ入れたり路上を引きずったりするので、今は鼻も口も見えないようになってしまった。子供を叱り戒めてこれを制止する者があると、かえって祟りを受けて病むことがあるという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第4巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第4巻』を全822話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。
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遠野市の伝承
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