ニイサガとミナミに分かれた集落の呼び名
どんな伝承か
下貝塚には木戸口、新坂(新城)、西ノ内、南、木戸前などの小字があったと話者は語る。お宮(春日神社)の周りは「南」、ゴルフ場周辺は「新坂」と呼ばれ、普段はこれらをまとめてニイサガとミナミの二つに分けて呼んでいたという。木戸口や木戸前という名は隣の高塚新田にも同じ地名があり、由来ははっきりしないと話者は付け加えている。
原典より
4 土地の通称5 下貝塚の屋号6 下貝塚の草分け7 兵衛の付く屋号8 ワタヤ9 マタベエ10 エドヤ(1)~(8)11 タテバからセンベヤへ12 外卵塔—— 市川の伝承民話 第6集(市川民話の会(調査・編集)/市川市教育委員会(発行)・市川の伝承民話・1998年(平成10年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第6集(市川民話の会(調査・編集)/市川市教育委員会(発行)・市川の伝承民話・1998年(平成10年))
『市川の伝承民話 第6集』は、市川民話の会が調査・編集し、市川市教育委員会が平成十年に発行した民話資料集である。昭和六十三年度から平成四年度にかけて市川市の下貝塚・八幡・平田・本行徳・香取などで聞き取った世間話・伝説・昔話・唄・年中行事・生活譚を、話者の語りに忠実に記録している。各話に話者と記録者を添え、新たに「現代若者の学校話」の部を設けて口裂け女や学校の七不思議などの怪談も収め、話者名簿・採訪者名簿・あとがきを付ける。