勤め先で気づいた夢の中の景色
どんな伝承か
昭和五十一年のことである。三鷹市上連雀の住人が、行ったことも見たこともない場所を、はっきりとした夢に見た。夢の中には、白いワイシャツに黒いズボン姿の若い男が立っていた。二か月ほど経って、そこが自分の勤め先となった靖国神社の拝殿の前だと分かった。就職するまで、その神社には一度も足を運んだことがなかったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂(松谷みよ子・現代民話考・昭和50年代~60年代(推定))
松谷みよ子『現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂』を小話単位で全513話収録。夢のお告げ・予知夢、火の玉、ぬけ出した魂(離魂)など、心と生死の境にまつわる現代の民話を全国から採集し収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明482話・市区町村判明386話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。