枝を伐る者が皆倒れ祀られた大楠
どんな伝承か
昔の西代村のはずれに大きな楠があり、語り手の母が子供の頃は遊び場であった。枝が道の中程までのびていて、大正の時代になると車も通りにくいので、何回か何人かの人が枝を切りに行った。ところがその人は皆、病気になるか死ぬか、何か事故が起こった。そこでこれは神木であるとして石の垣をめぐらし、楠の大明神として村中の守り神とし、今も大事にされている。戦争の時にも西代村は何もなく無事であったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 9 (木霊・蛇)(松谷みよ子・現代民話考・昭和〜平成)