松根油に切り刻まれた松と大柏小の松
どんな伝承か
松根油を採るため、松の木はもうみんな、大きな木でも何でも切って、矢印のように刻みを入れ、その下に空き缶などを置いて樹脂が垂れるようにした。切ったものは根を掘り、釜をこしらえて油を採った。この辺だと、ちょうど坂道を下りた所、及川文治の家のあたりに釜が据えてあった。そのため大きな松の木が枯れてしまったものが多い。学校、大柏小にも直径一メートルほどの大きな松があったが、あれも油を採ったのだろうか、枯れてしまったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 9 (木霊・蛇)(松谷みよ子・現代民話考・昭和〜平成)