霊媒が起こす奇蹟の実例
どんな伝承か
講演者はまず、現代人の多くが抱く奇蹟の有無という疑問に断を下す。奇蹟とは在来の物質科学では解けない異常現象、すなわち心霊現象のことだが、自分は何のためらいもなくその存在を認める、と言う。手元に奇蹟を起こせる霊媒が揃っているからである。なかでも亀井霊媒は卓子の空中浮揚、縄抜け、襦袢抜け、物質化、直接談話、物品引寄せをこなし、その直接談話は蓄音器のレコードにも収められた。本吉霊媒の縄抜けは数秒から一二分で終わり、北村霊媒は立会人の前で紙撚を一銭銅貨に貫通させたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
心霊縦横談(浅野和三郎・心霊縦横談 第一輯・近代(大正〜昭和初期))
日本のスピリチュアリズム(神霊主義)の祖・浅野和三郎が大正12年〜昭和11年に発表した心霊問題の論文15篇を収める『心霊縦横談 第一輯』。