ぶどう畑に降りた光体と三本牙の怪物
どんな伝承か
一九七五年二月二三日の夕方六時すぎ、甲府市上町でローラースケートに興じていた小学二年の河野雅人君と山畠克博君が、橙色に光る二つの物体を見た。物体は下から筒状のものを伸ばし、写真を撮るような音を立てたのち、団地の裏手のぶどう畑へ降りた。長さ五メートルほどの機体は近くで見ると銀色で、表面には文字らしい記号が並び、脚が三本ついていた。扉が開いてタラップが下り、背丈一メートル三十ほどの、しわだらけの顔に三本の牙を持つものが降りてきたという。二人が家族を伴って戻ったときには光は薄れて消え、のちに着陸地点の土を調べると放射能がかえって減っていた。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
UFO遭遇事典(南山宏(編)・UFO・未確認現象)
『UFO遭遇事典』は、南山宏が編んだUFO現象の事典である。J・A・ハイネックによる目撃報告の分類と接近遭遇の三区分、南山によるUFO実在の根拠と研究史、並木伸一郎による一八八三年から一九七八年までの内外の事件史、UFOの飛行原理や考古学、地球外生物の生態を論じる章を収める。序章と五つの章を数人の筆者が分担し、事件史の各項には接近遭遇の種別を星印で示し、横尾忠則・手塚治虫・光瀬龍のコラムを挟む。