トップ > 大阪府の伝承 > 大阪市

神隠しから戻った天狗の六兵衛

所在地大阪府大阪市
年代伝承
登場河内屋六兵衛、語り手、伝承者、神隠しに遭い天狗の六兵衛と呼ばれた人物
出典河童・天狗・妖怪――民俗随筆

どんな伝承か

大阪難波鳥屋町の鳥屋、河内屋六兵衛は早くに両親を亡くし叔父に育てられたが、十八、九の頃に神隠しに遭った。三年後にふらりと戻るが再び消え、叔父が金毘羅を一心に祈ると六年目にまた現れた。以後は家業に励み、何を尋ねても的中する予言をしたため町内で天狗の六兵衛と呼ばれたが、年老いてある正月の回礼に出たまま、再び行方知れずとなったという。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

河童・天狗・妖怪――民俗随筆(武田静澄・武田静澄・民俗随筆・1956年(昭和31年))

『河童・天狗・妖怪――民俗随筆』は、武田静澄が昭和三十一年に著した民俗随筆である。天狗と神かくし、河童、座敷わらし、山の神と山の妖怪、狐狸とつきもの、水辺や海の亡霊、死霊と御霊などをめぐる伝承を、『今昔物語』などの古典の説話と各地の民俗の事例から集めて語る。短い見出しを立てた小文を連ねる形をとり、神かくしにあう心理や幻覚、お化けの心理にも触れて、妖怪を信じる心のはたらきを考える。

種別から探す

天狗予言

大阪市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『河童・天狗・妖怪――民俗随筆』の伝承