石狩川で争った大蛸と巨鳥フリー
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どんな伝承か
海で最も力の強いのはラードシカムイという蛸、陸の力持ちは片翼が七里もあるという巨鳥フリーであった。互いに力を誇って反目していた両者が、ある日石狩川で出会う。蛸は墨を吐いて満月のような目で睨み、八本の脚を構え、フリーも鋼鉄のような翼を張って嘴を突き出した。フリーが嘴で蛸の脚を打ち、陸へ引き上げようとしたが、蛸の頭は水面に現れない。逆に脚を曲げられてフリーは水中へ引き込まれそうになり、尾羽(イシ)を水の中で左右に動かし(カリ)て踏ん張ったところ大波が立った。それでここをイシカリというようになったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第1巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第1巻』所収の「文化叙事伝説」48話(北海道・青森)を収める。各話は伝承地を市町村〜字レベルまで明記し、例話・類話・文献を備える。
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旭川市の伝承
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