狐を見分ける手のクロコボシ
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どんな伝承か
黄昏に道を行く者が互いに声を掛けるのは、並の礼儀であるだけでなく、自分が化け物でないことを証明する鑑札も同然であった。各地に、狐や狸は人に化けても返事の言葉遣いで正体が露れるという言い伝えがある。陸中大槌地方の子供らは、狐は人に化けても手頭のクロコボシが無いからすぐ判る、だから狐らしいと思ったら手を出して見せろと言えばよいなどと言い合っていた。もっともそんな大胆なことは、いよいよ出来そうにもないと記されている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第4巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第4巻』を全822話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。
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大槌町の伝承
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