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祝言の日、聟が嫁方で親子の盃を交わした後

所在地東京都奥多摩町西多摩小河内村小留浦部落
年代明治〜近代
登場花聟、嫁方の家族
出典霊魂観の系譜――歴史民俗学の視点
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どんな伝承か

祝言の日、聟が嫁方で親子の盃を交わした後、宴の途中で挨拶もせず一人こっそり自家へ抜け出す慣習。無銭飲食に似た様子から土地の人が「聟の喰い逃げ」と呼び、忘れる聟には周囲が「まだ喰い逃げしないのか」と催促した。朝聟入り婚の名残と解される。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

霊魂観の系譜――歴史民俗学の視点(桜井徳太郎・桜井徳太郎・歴史民俗学・昭和(民俗学))

民俗学者・桜井徳太郎『霊魂観の系譜―歴史民俗学の視点』。日本民俗学を歴史研究と結びつける歴史民俗学の方法を提唱し、古代から現代に至る日本人の霊魂観を追究する。I『民俗学と歴史研究』では日本民俗学の宿命・対象・方法と歴史研究との関係を論じ、II『歴史民俗学の構想』では柳田国男の重出立証法を批判・克服し、奥多摩小河内村の婚姻習俗(朝聟入り型・承認権)を作業例に郷土の民俗像の史的復元を試みる。

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