神楽岡に降りた神々とヘツツイウシ
どんな伝承か
昔、今の神楽岡で、日の神チュップカムイがポロケウノカムイほかの神々と集まって歌い舞ったとき、アイヌの先祖が幣を作って捧げた。神々は大いに喜んで神謡を教え、手拍子をそろえて舞ってみせたので、アイヌたちも自然に浮かれ、軽い足拍子で歌をうたい、神と人がひとつになって楽しんだという。それよりこの地を神楽の場という意味でヘツツイウシと称するようになり、今の神楽岡という名も、その意訳なのだと伝えられている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第1巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第1巻』所収の「文化叙事伝説」48話(北海道・青森)を収める。各話は伝承地を市町村〜字レベルまで明記し、例話・類話・文献を備える。