佐倉市の伝承(161話)
- 教安寺の本堂で鳴った戸の音 — (教安寺)
- 千里を行き千里を帰る虎のハンカチ
- 物干場から盗んで合わせる員数 — (佐倉連隊)
- 銃をペンに持ち替えた初年兵 — (佐倉連隊)
- 玉音放送をもっと頑張れと聞いた兵 — (佐倉連隊)
- 誰何に答えず撃たれた女中の亡霊 — (佐倉第五十七連隊弾薬庫)
- 銃剣刺殺の跡に現れる白衣の人影 — (佐倉衛戍病院)
- 女化狐 — 臼井(祠)
- ひょうきんな狐・ドジな狐
- 狸のはらづつみ・むじなと柚子の木
- 乳母ヶ池の主 — 坂戸(乳母ヶ池)
- 隠れ里 — 下勝田(隠れ里)
- 流れる仏(化不動・岩名仁王) — 下根(鹿島川)
- 岩富の首なし塚 — 岩富(首なし塚)
- 妖術使いの滝夜叉姫 — (将門山)
- 弁天様に恋する道陸神 — 寺崎(道陸神)
- よくあたる小竹道陸神・水神様 — 小竹(道陸神)
- 天狗の足の速さ — 直弥
- 狐火 — 内田(柳橋)
- 爪や髪の先端には魂・霊力が宿るとされ
- 天王様の神紋に似る胡瓜の禁忌 — 下勝田
- 茶柱が立つと縁起が良い
- 黒猫は魔除けになるとされる一方で
- 夕方に塩を買いに行くと獣に後をつけられるとして
- 落ちた櫛を拾うとその人の苦労まで拾うとされた
- 火事の風向きを変える女の腰巻き
- 白布に千人の女が一目ずつ赤糸を結び
- 井戸を埋める際
- 同年齢の近所の人が亡くなると
- 「めでたもうし」がなまった方言「めんたむし」があり
- 宮参りで子が産土様の前で泣かないと
- 蚊帳に籠り唱えるくわばらさま
- 旋風(つむじかぜ)には鎌を持つ鎌鼬がいて恐れられ
- 安産を願うY型塔婆の犬供養
- 山王神社の祭神は安産の神とされ — (山王神社)
- 安産の神を祀る大鷲神社のお鷲講 — 飯田飯野
- 藁束を枕藁として抱え座って産む座産が行われ
- 産や後産が長引くと便所の踏板をひっくり返した
- 妊娠中に火事を見ると赤痣の子ができる
- 後産を籾殻入りの一升枡に入れ土間入口の敷居に埋め
- 疱瘡御奉射とあんばさまの疱瘡除け — 宮内
- 子が夜泣きして困ると — 先崎
- 大六天様へ奉納された絵馬二百枚 — 飯塚
- 老婆に乗り移る子どもの疳 — 臼井
- 子の夏負けを治す胡瓜の食断ち
- 楤木に縫針を刺す歯痛のまじない
- 疣を柊の葉に移して供える疣神様
- 瞼のものもらいは隣家から物を貰う
- 魔除けになるどんどん焼きの燃えさし — 先崎
- 狐が身辺にいると信じ常軌を逸する病があり
- 労咳を治すという蝮と縞蛇の民間薬
- 朝鮮朝顔を地域で「きちがいなす」と呼び
- 田植え終いの日に荒神様へ供えた苗を薬にするといわれ — 先崎
- いぼた虫を生で飲むと胃潰瘍の特効薬
- 蜘蛛の糸で疣を縛ると取れる
- 天候を当てるという三毛猫の雄
- 一本橋で正体が露見したヒサゴ塚の狐 — 坂戸(尾牛台)
- 船橋へ肴を買いに行き帰りが遅れた男が
- 飯田には赤い褌をした狐がいて — 飯田
- 馬の尻を撫でていたカシャッパ山の美女 — 小竹飯田
- 子を取られたおさん狐の祟りの火事 — 二番町
- 書院広間の縁で腹鼓を打つ狸 — (下屋敷書院)
- 岩富の寺でお題目の日 — 岩富
- 武家屋敷脇の池で七日続く蛙合戦 — 田町
- 蕨の渋を消したという旅僧の地蔵尊 — 天辺(宝寿院)
- 五丈の楠の根元に住んだ人食い大蛇 — 臼井(八幡)
- 西行の箸から生えたという二股葦 — 下勝田(富里新橋)
- 一畝の凹地に残る巨人デーダラボーの足跡 — (くるみ幼稚園)
- 狐に化かされて藪で見つかった篠切りの男 — 岩富(大島小島)
- 勝間田の池に躍り出た腹の赤い大蛇 — 下勝田(勝間田)
- お三階の池に住み松の枝と見紛う大蛇 — 鹿島台(佐倉城)
- 若君を落として身を投げた乳母の泡 — (乳母ヶ池)
- 青菅に西行清水があり — 青菅(西行清水)
- 家康が賞した宗徳寺の権現水 — 臼井(宗徳寺)
- 子授けの霊験を伝える加賀清水 — (加賀清水)
- 六崎の山上に六崎六郎という武士が住み — 六崎(たんたん山)
- 祈ると水中に土が浮いた土浮の由来 — 土浮
- 泥田に沈んだ長栄寺の梵鐘 — 石川(鐘ヶ淵)
- 二百年隣村と交際しなかった早使い道 — 西御門
- 臼井城の失火で円応寺が類焼した際 — 臼井天辺
- 仲が悪く背中合わせに建つ二社 — 下勝田上勝田
- 草鞋についてきて育った熊野の石 — 太田(太田権現)
- 男根形の御神体を砕いた者に下る神罰 — 太田(太田権現)
- 伊勢参りの帰路 — 小竹四社大神境内
- 昼寝の漁師を呑もうとした楠の大蛇 — 臼井(臼井八幡宮)
- 咳で正体が露れ咳の神となったおたつ — 臼井田(臼井城)
- 夫の後を追って戦死した烈婦の最期 — 臼井田(臼井城)
- 嫌われ者の孝七を村人が殺して馬棄場に埋めた年 — 寺崎(あざみ権現)
- 風邪の神様となった水戸の敗残兵の墓 — 西林(大塚)
- 将門を売った妾ゆえ咲かない桔梗 — (将門山)
- 主家を滅ぼした報いに自刃した城主 — 寺崎(寺崎城)
- 旅の尼が残した龍神の掛物を日照りに供養して祈願すると — 飯野(東徳寺)
- 咳で追手に見つかった姫を祀る祠 — 土浮(おわば様)
- 松を切った祟りで治らぬ目とこわい弁天 — 宮田(京成臼井駅)
- 石を借りてこするイボ神様の道陸神 — 上勝田
- 萩の箸でイボを落とす道陸神 — 米戸
- 下勝田は石に触れた手で目をこすると眼病が — 下勝田
- 失せ物のありかを教える道陸神 — 小竹
- 胃腸に効くと広まった下川の水神様 — 岩富(下川の水神様)
- おでき治しの霊験を示した虚空蔵様 — 臼井(実相寺)
- 台座を削って食べる安産の鷲神社 — 先崎(鷲神社)
- 桜の下に生き埋めになった侍が — 木野子(宝鏡院)
- 古井戸から響くサクジョウよこせの声 — (佐倉歩兵五十七連隊)
- 誰何に黙して撃たれた遊女の亡霊 — (佐倉歩兵五十七連隊)
- 日帰りで京を往復した小僧と天狗 — 大蛇(文珠寺)
- 一夜でへし折られた背戸山の樫 — 直弥
- 愛宕坂では夜だけ山から砂が落ちる音がし — (愛宕坂)
- 天気の変わり目に山の上によく火が見え — 小竹
- 三度目に大雨を降らせた雨乞い獅子 — 西御門
- 名和家が鰻を断つ庚申の言い伝え — 馬渡
- 八坂神社(天王様)のある所では胡瓜を食べない — 上勝田馬渡
- 鎮守が菅原道真を祀る天満宮であるため — 下勝田
- 白い生き物を飼えぬ鎮守の禁忌 — 飯塚
- 鎮守が豚とアヒルを嫌うため飼ってはいけないとされ — 太田
- 堆肥を入れれば狂い死ぬ阿弥陀田 — 臼井(阿弥陀田)
- 切れば病む道祖神境内の立木 — 天辺
- 勝田部落の始まり — 臼井田(印旛沼)
- 狐に化かされた話 — 下志津原(下志津原陸軍演習場跡)
- 手拭を被り小児のように踊る飼猫
- 弥富と加曽利で運ぶカマスの米 — 弥富
- 本堂の手前に許された格の高い詣り墓 — 太田
- 将門山に祀られた将門大明神 — (将門大明神)
- 花を咲かせぬ桔梗の原と内裏跡 — (将門山)
- 西行が杖をとどめた青菅の泉池 — 青菅(浅間神社)
- 咳で見つかり斬られた乳母の阿辰様 — 臼井(阿辰様)
- 乳の出るという井野の加賀清水 — 井野(加賀清水)
- 天女が子へ降らせた月星の石と勝円寺 — (勝円寺)
- 秀郷の子を祟った将門と佐倉の将門大明神 — 将門町(将門大明神)
- 将門山に祀られた七騎武者の霊 — 将門町(将門山)
- 印旛沼=将門が佐倉にいた時に開削したという伝え
- 将門山(大佐倉)=将門が城を築いた跡 — 大佐倉将門(将門山)
- 将門大明神(大佐倉)=堀田正信献納の石鳥居 — 大佐倉将門(将門大明神)
- 桔梗塚(大佐倉)=秀郷と謀った桔梗と咲かぬ花 — 大佐倉将門(桔梗塚)
- 弘法大師の地蔵で渋が消えた天辺のわらび — 天辺(古寺)
- 月星の模様をもつ千葉石の由来 — 大佐倉(勝胤寺)
- 若君を落とした乳母の姥が池 — 鹿島台(姥が池)
- 沼の土が浮いて道になった土浮 — 土浮
- 松の木と見間違えたお三階の池の大蛇 — 鹿島台(佐倉城)
- 天狗と京へ日帰りした文珠寺の小僧 — 大蛇町(文珠寺)
- 一夜で直弥の畑を掘った御嶽の天狗 — 直弥
- 尼が残した雨乞いの竜神掛軸 — 高座木
- 割っても元に戻る熊野石 — 太田(熊野石)
- 咳で見つかった乳母阿辰 — 臼井(阿辰様)
- 姥ヶ池に集うヒキガエルの合戦 — 城内町(姥ヶ池)
- 膳を貸したという隠れ里の横穴 — 下勝田(隠れ里)
- 地蔵尊に祈って消えたワラビの渋 — 天辺(宝寿院)
- ト童の断食祈願と佐久治穴の龍 — (佐久治穴)
- わらじにはさまって育った熊野石 — 太田(熊野石)
- 家康が甘さを賞した宗徳寺の権現水 — 臼井(権現水)
- 臼井城攻めで戦死した太田図書の墓 — 臼井(宗徳寺)
- 常胤が筑紫から持ち帰った山王社の楠 — 臼井(山王社)
- 大久保忠利が愛した加賀殿清水 — 井野(加賀殿清水)
- 熊野詣の帰りに持ち帰って育った熊野石 — 太田(熊野石)
- 将門山に桔梗の咲かぬ言い伝え — (将門山)
- 景政の鞭から生えた文殊寺の五色桜 — 大蛇町(文殊寺)
- 海から網で引き揚げた金の阿弥陀像 — 鏑木町(海隣寺)
- 清光寺に眠る春日局の歯骨とお萬様の墓 — 城内町(清光寺)
- 万葉の戯れ歌に詠まれた勝間田の池 — 下勝田(勝間田の池)
- 西行が柳陰の清水を詠んだ泉 — 青菅(西行清水)
- 子猫を埋めた跡に生える笹と土中の声
- 弔わずに埋めた猫と背中の寒気